Geyserの導入手順
GeyserMCは、Bedrock EditionのプレイヤーがJava EditionのMinecraftサーバーに接続できるようにするプロキシプラグインです。クロスプレイを実現し、異なるプラットフォーム間でのマルチプレイを可能にします。
こちらでPaperを使ったサーバーにGeyserMCのプラグインの導入手順を説明します。(GeyserにはPaperを推奨します。PaperはSpigotのフォークですのでspigotのプラグインはそのまま利用できますし、Spigotより作りが軽いので同じ仕様のサーバーでラグが少ないしより多くのプレイヤーが参加できます。)
Paperがインストールされていることを前提に手順を説明します。
プラグインをダウンロードします。
上記リンクにアクセスして頂いて「Geyser-Spigot.jar」を自身のPCにダウンロードしてください。(「spigot」と記載されていますが、Paperでも利用できます)

次はFloodgateのプラグインをダウンロードします。

こちらもspigot用の floodgate-spigot.jar をダウンロードしてください。
サーバーにプラグインをアップロードします。
サーバーが起動していたら、サーバーをシャットダウンします。

コントロールパネルで「ファイル」タブを開いて、「plugins」というフォルダーをクリックして入ります。

先程ダウンロードしたfloodgate-spigot.jar及びgeyser-spigot.jarをここにアップロードします。

Geyserの設定をします。
サーバーを起動します。起動ができたら、またすぐにサーバーをシャットダウンしてください。
起動・シャットダウンが完了したら、pluginsフォルダーに戻ります。新しく「Geyser-Spigot」というフォルダーが自動的に作成されたのを確認します。

Geyser-Spigotのフォルダーをクリックして開きます。
中に入っている config.yml というファイルをクリックして編集します。

clone-remote-portは 「false」 になっています。「false」を「true」に変更します。

右下の「保存」ボタンをクリックします。

サーバーを起動します。サーバーに割り当てられているポートでJava版と統合版が利用できます。(Java版も統合版も同じポート)
config.ymlにポート指定のため記載されていますが(標準でポート19132です)、clone-remote-portをTrueにしたことで、そのポートが無視されて、Java版のポートを統合版でも利用が可能です。
Java版と統合版のポートを分けることもできます。その場合は、上記設定画面でport欄に追加でサーバーに割り当てたポートを記載して、 clone-remote-port をfalseにしてください。